企業ネットワークに欠かせない固定ip

ocnでは固定ipのアドレス提供サービスを展開しています。
固定ipアドレスの使い方として、ビジネスユースがまず考えられます。
企業の中でもコンピューターネットワークを使って事業展開を進めていくところも多いでしょう。
その場合には固定ipアドレスは必須といえます。

Webサーバやファイルサーバをはじめとした社外に公開しているサーバの場合、アクセスするたびにIPアドレスは変わっています。
この状況では運用を続けるにあたって、不都合もいろいろと生じるでしょう。例えばWebサイトを公開していて、外部からアクセスがあった場合に困ります。
もしWebサーバーのIPアドレスが変わってしまうと閲覧できなくなる事態も想定できます。
そのほかにも外出先からファイルサーバ内のファイルを取り出すこともかなわなくなります。
IPアドレスを固定化することで、安定した運用が期待できます。

固定ipアドレスを活用することで、監視カメラや防犯カメラの遠隔監視が可能です。
動的IPアドレスという従来のものでも遠隔監視はできなくはないです。
しかし何らかのアクシデントがあると、その後カメラにアクセスできなくなることがあります。
例えば電源が一回落ちてしまった、ISPサイドの事情でメンテナンスをするためにネットへの接続が一時中断になってしまった場合などです。
もしこのようなネットワークの一時中断が起きるとIPアドレスがリセットしてしまいます。このため、カメラにアクセスできなくなるわけです。

もし固定ipアドレスを取得していれば、カメラをずっと使い続けることも可能です。
例えばネットワークの不都合により一時中断が起きたとしても、再開すればそのままカメラにアクセスできます。以前と同じように遠隔監視も可能です。社外からのファイルサーバへのアクセスもできますから、作業の効率化も図れます。
コンピューターを使っている企業であれば、固定ipアドレスの取得は検討すべき課題といえます。